Google Pixel のファクトリー イメージ

Google は、Android 13 の安定版が AOSP にリリースされた後も、プラットフォームの修正と改善を継続的に行い、サポート対象デバイスにロールアウトします。このリリースは、Quarterly Platform Releases（QPR）から四半期ごとに行われます。QPR は、Feature Drop の一環として、AOSP と Google Pixel デバイスの両方に配信されます。

このアップデートには、アプリに影響する API の変更は含まれていませんが、最新の QPR ベータ版ビルドのイメージを提供し、必要に応じてそれを使ったテストができるようにしています。

リリース済みで安定版のプラットフォーム用のファクトリー イメージについては、Nexus デバイスおよび Pixel デバイスのファクトリー イメージをご覧ください。

サポートされている Google Pixel デバイスを使用するデベロッパーは、テストと開発用にデバイスを手動で最新のビルドにアップデートできます。デバイスを完全にリセットする必要があるため、最初に必ずデータをバックアップしてください。ビルドは、次の Google Pixel でのみ利用できます。

• Pixel 4a および Pixel 4a（5G）
• Google Pixel 5 および Google Pixel 5a
• Pixel 6 および 6 Pro
• Google Pixel 6a

サポートされている Pixel デバイスにベータ版ビルドを書き込むと、デバイスは Pixel 用 Android ベータ版プログラムに自動的に登録され、プログラムからこのデバイスの登録を解除するまで、最新のベータ版ビルド（QPR など）に対する無線（OTA）アップデートが継続的に提供されます。また、書き込み可能なイメージがマイルストーンごとに提供されるため、ご使用のテスト環境に最適な方法を選択できます。

対応デバイスを最新のビルドに更新するには、下記のリンクと手順をご利用ください。テストと開発用に QPR1 を入手する他の方法については、Android 13 QPR ベータ版ビルドを入手するをご覧ください。

Android Flash Tool を使用してデバイスに書き込む

Android Flash Tool を使用すると、サポートされている Google Pixel デバイスに Android 13 ベータ版のシステム イメージを安全に書き込めます。Android Flash Tool は、Chrome や Edge 79 以降など、WebUSB に対応している任意のウェブブラウザで動作します。

Android Flash Tool は、デバイスに書き込む方法を順を追って案内します。ツールをインストールする必要はありませんが、デバイスのロックを解除して、開発者向けオプションで USB デバッグを有効にする必要があります。

USB 経由でデバイスを接続し、Android Flash Tool に移動して、画面に表示される手順を実施します。詳細な手順については、Android Flash Tool のドキュメントをご覧ください。

デバイスに手動で書き込む

最新のシステム イメージをダウンロードして、手動でデバイスに書き込むこともできます。テストデバイス用のシステム イメージは、下の表からダウンロードできます。テスト環境をきめ細かく管理する必要がある場合や、自動テストを行うときのように頻繁に再インストールする必要がある場合は、手動でデバイスに書き込む方法が便利です。

デバイスデータをバックアップし、以下の該当するシステム イメージをダウンロードしてから、そのイメージをデバイスに書き込むことができます。

いつでも最新の公開ビルドに戻ることができます。

デバイスのファクトリー イメージ

公開ビルドに戻る

Android Flash Tool を使用して、ファクトリー イメージを書き込むことも、Nexus デバイスと Pixel デバイス用のファクトリー イメージのページから出荷時仕様のシステム イメージを入手して手動でデバイスに書き込むこともできます。