このページでは、最新のサポート ライブラリ パッケージのリリースに関する詳細について説明します。以前のリリースについては、サポート ライブラリ リビジョン アーカイブをご覧ください。
リビジョン 28.0.0 プロダクション
(2018 年 9 月 21 日)
これはサポート ライブラリ 28.0.0 の安定版であり、本番環境での使用に適しています。これは、android.support
パッケージでの最終機能リリースとなる予定です。デベロッパーの皆様には、AndroidX への移行をおすすめします。
新機能
AnimatedStateListDrawableCompat
により、ドローアブルの状態の遷移がアニメーション表示されるようになりました。VectorDrawableCompat
で、グラデーション、ColorStateList
の塗りつぶしとストロークがサポートされるようになりました。
リビジョン 28.0.0 RC 2
(2018 年 8 月 27 日)
このサポート ライブラリのリリース候補は、すべての機能が揃っていることが想定されており、公開 API サーフェスは安定版です。重大な問題が発生しない限り、このリリースは最終的な安定版として公開されます。このリリースは本番環境で安全に使用できることが想定されています。問題が発生した場合は、公開バグトラッカーを通じてご報告ください。
修正された問題
- Proguard で View Model Application コンストラクタが削除される問題を解決しました。(公開バグ 112230489)
- AnimatedStateListDrawableCompat の定常状態を修正しました。
- mediarouter 1.0.0 から media2 への依存関係を削除しました。
- ホームボタンを押したときに Fragment.getViewLifecycleOwner() が停止しない問題を解決しました。(公開バグ 113070421)([公開バグ 113070421](https://issuetracker.google.com/issues/113070421))
リビジョン 28.0.0 RC 1
(2018 年 8 月 6 日)
このサポート ライブラリのリリース候補は、すべての機能が揃っていることが想定されており、公開 API サーフェスは安定版です。重大な問題が発生しない限り、このリリースは最終的な安定版として公開されます。このリリースは本番環境で安全に使用できることが想定されています。問題が発生した場合は、公開バグトラッカーを通じてご報告ください。
注: media2 などの一部のライブラリは、API サーフェスがまだ最終決定していないため、依然としてアルファ版の段階です。本番環境ではアルファ版のライブラリを使用しないことをおすすめします。ライブラリの API サーフェスはソース互換性やバイナリ互換性を考慮せずに変更される可能性があるため、本番環境ではアルファ版のライブラリに依存しないようにする必要があります。
修正された問題
- design サポート ライブラリ内で BottomNavigationView メニューが正しく初期化されない問題を解決しました。
- PositionalDataSource で、データベースに対する先頭追加アイテム挿入が正しく処理されない問題を解決しました。
- スライダーが正常に動作せず、応答しなくなることがある問題を解決しました。
- SlicesProviderCompat.getPinnedSpecs() がユーザー ID を URI に追加しない問題を解決しました。
- RoutePlayer2: リモート再生がローカル再生に戻らない問題を解決しました。
- キャッシュ済みスライスを解析するとアクション時にクラッシュする問題を解決しました。
- 静的スライスのレンダリングで Google 検索アプリがクラッシュする問題を解決しました。
- 削除を選択してデータセットを変更したときに RecyclerView 選択ライブラリの ConcurrentModificationException が発生する問題を解決しました。
- PreferenceThemeOverlay が最新のマテリアル テーマにアップデートされました。カスタムテーマが指定されていない場合、PreferenceThemeOverlay がデフォルト テーマとして使用されます。
- PreferenceThemeOverlay が更新されたため、PreferenceThemeOverlay.v14 と PreferenceThemeOverlay.v14 のマテリアル テーマのサポートは終了しました。
- PreferenceGroup の表示設定が、子に関連付けられるようになりました。親グループを非表示にすると、子も階層内で非表示になります。Preference.isShown() を使用すると、その環境設定が階層内で実際にユーザーに表示されるのかどうかを確認できます。
- Preference.onSetInitialValue(boolean, Object) のサポートが終了し、onSetInitialValue(Object) に置き換えられました。また、PreferenceDataStore がデフォルト値を正しく復元するようになりました。
リビジョン 28.0.0 Beta 1
(2018 年 7 月)
重大な問題が発生しない限り、このサポート ライブラリ ベータ版リリースは、すべての機能が揃っていることが想定されており、公開 API サーフェスは安定版です。 このリリースは本番環境で安全に使用できますが、まだバグが含まれている可能性があります。 問題があれば、公開バグトラッカーで報告してください。
修正された問題
- GestureSelectionHelper が選択不可能なアイテムに対するイベントを消費する問題を解決しました。
- スライダーの値が更新されると、スライダー スライスで親指アイコンが重複することがある問題を解決しました。
- IconCompat によって TYPE_URI アイコンが破損する問題を解決しました。
- シークバーを使用する設定でのクラッシュに関する問題を解決しました。
- Slice.toString() でのクラッシュに関する問題を解決しました。
- OffsettingListUpdateCallback.onMoved() が mCallback.onMoved() ではなく mCallback.onRemoved() を呼び出す問題を解決しました。(問題 110711937)
リビジョン 27.1.1
(2018 年 4 月)
修正された問題
- AsyncListDiffer が getChangePayload を呼び出さない問題を解決しました。(AOSP バグ 73961809)
- Fragment ViewModel の onCleared が呼び出されない問題を解決しました。(AOSP バグ 74139250)
- アダプターが null の場合でも RecyclerView.setRecycledViewPool() が attachCount を増加させる問題を解決しました。
- SmoothScroller.onStop が stop() または startSmoothScroller() を呼び出すときに RecyclerView NPE が発生する問題を解決しました。
- Fragment Replacement トランザクションにより、新しいフラグメントが表示された後に以前のフラグメントが点滅する問題を解決しました。(AOSP バグ 74051124)
- 27.1.0 において Loader コールバックによって変更内容が破損する問題を解決しました。(AOSP バグ 74135998)
- 垂直グリッド表示の列の設定が 1 より大きい場合に RTL レイアウトが機能しなくなる問題を解決しました。
- FragmentPagerAdapter のある ViewPager で onLoadFinished が複数回呼び出される問題を解決しました。
- 現在のリストを設定した後に AsyncListDiffer が更新内容をディスパッチする問題を解決しました。(AOSP バグ 74003309)
- 27.1.0 において ShareActionProvider が ClassCastException をスローする問題を解決しました。
- ViewPager によってフラグメント ライフサイクルが変更される問題を解決しました。(AOSP バグ 73976255)
リビジョン 28.0.0 Alpha 1
(2018 年 3 月)
注: 28.0.0-alpha1 は、Android P デベロッパー プレビューをサポートするプレリリース版です。プレリリース版の API サーフェスは変更される可能性があり、サポート ライブラリの最新安定版の機能やバグ修正が実装されているとは限りません。P デベロッパー プレビューの詳細については、リリースノートをご覧ください。
重要な変更点
- 先日の Android KTX の発表で説明したとおり、ライブラリ全体で
androidx
パッケージ プレフィックスの採用を進めています。この新しいパッケージでは、heifwriter
やrecyclerview-selection
といった新しいライブラリが導入されています。android.*
とandroidx.*
を分けることで、どの API がプラットフォームにバンドルされるのか、また異なるバージョンの Android を横断して作業を進めているアプリ デベロッパーを対象としているのが、どの静的ライブラリなのかがより明確になると考えています。 - support-core-ui、support-core-utils、support-compat の一部を小さなライブラリに分割しました。この変更は、今後サポート ライブラリの依存関係を解消することにつながります。以下の新しいライブラリが追加されました。
- asynclayoutinflater(support-core-ui から)
- collections(support-compat から)
- coordinatorlayout(design から)
- cursoradapter(support-core-ui から)
- customview(support-core-ui から)
- documentfile(support-core-utils から)
- drawerlayout(support-core-ui から)
- interpolator(support-core-ui から)
- loader(support-fragments および core-utils から)
- localbroadcastmanager(support-core-utils から)
- print(support-core-utils から)
- slidingpanelayout(support-core-ui から)
- swiperefreshlayout(support-core-ui から)
- viewpager(support-core-ui から)
新しい API
recyclerview-selection
はRecyclerView
のアイテム選択をサポートします。 パッケージには以下のものが含まれます。- RecyclerView リスト内の選択アイテムセットの作成、編集、検査、変更のモニタリングをサポートします。
- 直感的な複数選択アクションをサポートします。
- タップ操作による選択の場合、直感的な長押し&ドラッグのジェスチャー操作によって、範囲内のアイテムを選択することができます。
- マウスを使用したバンド選択の場合、従来型のマウスポインタ バンド / ラッソ操作を使用して、RecyclerView リスト内のアイテム ブロックを選択することができます。
- ポインタベース デバイスに加えて、スマートフォンやタップ対応ノートパソコンなど、タップベース デバイスをサポートします。
- HEIF Writer は、HEIF 形式の静止画像の書き込みをサポートします。
- design ライブラリ
- 新しいアプリケーションのテーマとして
Theme.MaterialComponents
を導入し、コンポーネントの新しい属性が追加され、スタイルが更新されています。 - 以下のコンポーネントを追加しました。
- BottomAppBar
- Chip
- ChipGroup
- MaterialButton
- MaterialCardView
- 新しいアプリケーションのテーマとして
- スライスには、他のアプリからテンプレート コンテンツを埋め込むためのフレームワークが用意されています。
- slices-builders は、テンプレート形式でコンテンツを作成するためのメソッドを備えています。
- slices-view には、そのコンテンツを表示するためのメソッドが含まれています。
- ブラウザ アクションは、アプリ デベロッパーが URL に対して一貫した(ただし、カスタマイズ可能な)コンテキスト メニューを起動するためのプロトコルです。この機能は、ブラウザ アクションのサポートを実装するブラウザアプリ(Chrome など)の存在に依存します(ただし、Chrome の場合、この機能はまだ開発中です)。
ContextCompat.getSystemService()
とgetSystemServiceName()
を使用すると、すべての API レベルを対象に、タイプ別にシステム サービスを検索できます。
バグの修正
- Fragment ViewModel の onCleared が呼び出されない問題を解決しました。(AOSP バグ 74139250)
- FragmentPagerAdapter のある ViewPager で onLoadFinished() が複数回呼び出される問題を解決しました。(AOSP バグ 74182171)
- RecyclerView の LinearLayoutManager の smoothScrollToPosition() が特定の状況下で、不規則な前後移動を表示する問題を解決しました。(AOSP バグ 71567765)
リビジョン 27.1.0 リリース
(2018 年 2 月)
重要な変更点
- ローダの基盤実装を書き換えて、ライフサイクルを使用するように変更しました。API に変更はありませんが、動作にいくつか変更点があります。
initLoader()
、restartLoader()
、destroyLoader()
がメインスレッドでのみ呼び出せるようになりました。- 属する FragmentActivity / Fragment がそれぞれ起動、停止した場合に、ローダの
onStartLoading()
とonStopLoading()
が呼び出されるようになりました。 onLoadFinished()
が呼び出されるのがonStart()
とonStop
の間に限られるようになりました。その結果、Fragment トランザクションをonLoadFinished()
内で安全に実行できるようになりました。- ローダに関連する FragmentController メソッドについては、サポートが終了しました。
- DialogFragment の
getDialog()
が、dismiss()
で null にならずに、onDestroyView()
まで非 null の状態を維持するようになりました。getDialog().isShowing()
が false を返すかどうかを確認することで、onStop()
でダイアログが手動で閉じられたのかどうかを判断できるようになりました。
新しい API
RecyclerView
のListAdapter
とAsyncListDiffer
を使用することで、バックグラウンド スレッドで list diff を簡単に計算することができます。これにより、RecyclerView は、UI スレッドでの作業を最小限に抑えつつ、コンテンツの変更を自動的にアニメーション化できます。内部でDiffUtil
が使用されています。SortedList.ReplaceAll
は、SortedList 内のすべてのデータの更新を可能にします。これにより、挿入、削除、変更、移動に対してすべて適切なアニメーションが実行されます(移動は、削除プラス挿入として扱われます)。- FragmentActivity と Fragment に
ViewModelStoreOwner
が実装されました。また、ViewModelProviders.of()
を使用する代わりに、ViewModelProvider
コンストラクタを使用できるようになりました。 - フラグメントに
requireContext()
、requireActivity()
、requireHost()
、requireFragmentManager()
のメソッドが追加され、同等の get メソッドのNonNull
オブジェクトを返すか、IllegalStateException
をスローするようになりました。 findViewById()
の@NonNull
互換バージョンであるrequireViewById()
が、WindowCompat
、ActivityCompat
、ViewCompat
に追加され、ターゲットが見つからない場合にIllegalArgumentException
をスローするようになりました。LoaderCallbacks
メソッドに適切な@Nullable
と@NonNull
のアノテーションを追加しました。FileProvider
が、新しい<external-media-path>
要素を通じて API 21 以降のデバイスでgetExternalMediaDirs()
をサポートするようになりました。
バグの修正
- onCreate でローダを初期化するフラグメントによって、ViewPager 内でライフサイクルが破損していた問題を解決しました。
- LoaderManager が onLoadFinished で IllegalStateException をスローする問題を解決しました。
- LoaderViewModel が onCleared でローダをクリアしない問題を解決しました。
- android.arch.lifecycle.ViewModelStoreOwner のクラスファイルが見つからない問題を解決しました。
- DialogFragment onDismiss が dismiss() の直後に呼び出されない問題を解決しました。
- ダウンロード可能フォントを使用する際、国旗の絵文字がリリースキー デバイス上で機能しない問題を解決しました。
- preference ライブラリが、古いバージョンの Android で動作しない属性を使用する問題を解決しました。
- MediaCompat の testlib アーティファクトのタイプが間違って記載されている問題を解決しました。(AOSP バグ 71559905)
- Google Sans が TypefaceCompatUtil でクラッシュする問題を解決しました。
- Collection を取得する ArraySet コンストラクタを公開することに関する問題を解決しました。
- updateApi が、保持すべき .ignore ファイルを削除する問題を解決しました。
- BrowseFragment 内で冗長な MainFragments が作成される問題を解決しました。
- CarRecyclerView からリフレクションを使用する機能を削除することに関する問題を解決しました。
- FragmentManagerImpl.checkStateLoss での java.lang.IllegalStateException に関する問題を解決しました。
- android.support.v4.content.PermissionChecker.checkSelfPermission の使用中に(ドキュメント化されていない)java.lang.SecurityException が発生する問題を解決しました。
- setAdapter 内で State.mPreviousLayoutItemCount がクリアされないために RecyclerView IndexOutOfBoundsException が発生する問題を解決しました。(AOSP バグ 37657125)
- onCreate でローダを初期化するフラグメントによって ViewPager 内でライフサイクルが破損していた問題を解決しました。(AOSP バグ 34831613)
- FragmentManagerImpl.execSingleAction がクラッシュする問題を解決しました。
リビジョン 27.0.2 リリース
(2017 年 11 月)
バグの修正
EmojiEditTextHelper
がNullPointerException
をスローする問題を解決しました。IllegalStateException
(フラグメントがまだアタッチされていない)の問題を解決しました。- 画面の任意の場所をタップしたときにキャスト アイコンのポップアップを閉じることができない問題を解決しました。
MediaMetadataCompat
がBadParcelableException
をスローする問題を解決しました。
リビジョン 27.0.1 リリース
(2017 年 11 月)
バグの修正
startActivityForResult()
が呼び出された後に LifecycleRegistry が正しくない状態になる問題を解決しました。 (問題 65665621)- 古い API レベルにおいて無効なボタンの色が明るすぎた問題を解決しました。
- ユーザーがスクロールした後に
RecyclerView
内のアイテムをタップできない問題を解決しました。(AOSP バグ 66996774) - Talkback において、別のオプションをタップしても、新しいポップアップの表示や新しいオプションへのフォーカスの追加が発生しない問題を解決しました。
リビジョン 27.0.0 リリース
(2017 年 10 月)
API 差分
API の変更
- Nullability アノテーションが、次のようなさまざまな API に追加されました。 これにより、null 許容型の戻り値の型が正しく処理されないと、Kotlin のコンパイル エラーが発生する場合があります。
Fragment
が、Transition
のサポート ライブラリ バージョンを使用して、フラグメントの遷移(共有要素の遷移など)を実行できるようになりました。- コンテンツ ページング ライブラリ(
android.support.content.ContentPager
)は、ContentProvider
を介して公開されるページング コンテンツをサポートしています。このライブラリを使用することで、クライアントは高コストなインタープロセスである「カーソル ウィンドウの切り替え」を UI スレッド上で実行することを回避し、Android 8.0 機能向けの互換性ライブラリを提供することができます。 ViewCompat
にgetImportantForAutofill()
、isImportantForAutofill()
、setAutofillHints()
、setImportantForAutofill()
などの自動入力メソッド用のラッパーが追加されました。- 以下のように、Leanback に新しい機能が追加され、サポートが終了しているクラスが削除されました。
Picker
がsetSeparators()
メソッドを使用することで、列ごとに異なる区切り文字を使用できるようになりました。DiffCallback
が追加され、DiffUtil
から渡された出力をArrayObjectAdapter
が利用できるようになりました。- 多様なコントロールを備えたメディア プレーヤーをサポートするインフラストラクチャが追加され、早送り、リピート、シャッフル、次、前、巻き戻しのオプション コントロールが追加されました。
MediaControllerGlue
、PlaybackControlGlue、PlaybackControlSupportGlue
、PlaybackOverlayFragment
の削除。
- テスト用に、PollingCheck ユーティリティが AOSP CTS から移植されました。このユーティリティは、タイムアウト期間内に発生する条件をポーリングします。
PermissionCompatDelegate
を使用して、Android 5.0 向けの Instant App でランタイム権限をサポートするインフラストラクチャが追加されました。- 信頼できるカスタムタブがサポートされるようになり、アプリと元の URI との間の関係を定義できるようになりました。
- AmbientMode ヘッドレス フラグメントを使用することで、Android Wear の「常に画面表示」モードを簡単にサポートできるようになりました。また、アーキテクチャ コンポーネントの使用に対応した「常に画面表示」モードもサポートされます。
- Wear チームは、この大幅な変更に対するデベロッパーの皆様からのフィードバックをお待ちしております。 詳細については、Android Wear リリースノートをご覧ください。
android.support.v7.NotificationCompat
(代わりに v4NotificationCompat
を使用)、KeyEventCompat
、ParallelExecutorCompat
、SearchViewCompat
など一部のサポート終了済みクラスは、古い v14 未満の API から移行する段階ですでに削除されています。- 移行後の Wear マニフェスト メタデータ定数が、すべて
android.support.wear.utils.MetadataConstants
を介して使用できるようになりました。 - WearableActivity だけでなく、すべてのアクティビティで「常に画面表示」モードを利用できるようになりました。詳しくは、
AmbientMode
のリファレンスをご覧ください。 RoundedDrawable
で XML インフレーションがサポートされるようになりました。
バグの修正
- サポート ライブラリ 27 とダウンロード可能フォントを併用するとアプリがクラッシュする問題を解決しました。
- SDK の更新後に作成した新しいプロジェクトでダウンロード可能フォントが機能しない問題を解決しました。
- 最新のアップグレードで SpeechRecognizer API が破損していた問題を解決しました。
- アニメーション化したビューを削除した後、描画中にフラグメント関連のクラッシュが発生する問題を解決しました。
- support-leanback-demos メディア再生がすべて破損していた問題を解決しました。
- Android サポート ライブラリによってマニフェストに <meta-data> が追加されました。
- FontResourcesParserCompat が android: attrs を認識するようになりました。
- Leanback Glue が一時停止入力キーをサポートしない問題を解決しました。
- 複数のパッケージが同一のアーティファクト ID を共有している場合に、IDE 内のシンボルを解決できない問題を解決しました。
- CarExtender で NullPointerException が発生する問題を解決しました。
- MediaController を作成した後に PlaybackState が誤ってシャッフル モードまたはリピートモードに設定される問題を解決しました。
- ナビゲーション中にライブラリ クラスタのデフォルト ポスターが次のクラスタに移動する問題を解決しました。
- おすすめカードのメタデータが途中で切れる問題を解決しました。
- RecyclerView.attachViewToParent() で IllegalArgumentException が発生する問題を解決しました。
- SavedState のアンマーシャリング時に ClassNotFoundException が発生する問題を解決しました。(AOSP バグ 37133281)
- RecyclerView でフォーカスが止まったままになる問題を解決しました。
- Leanback LayoutManager の ANR を修正しました。
リビジョン 26.1.0 リリース
(2017 年 9 月)
これは、サポート ライブラリをアーキテクチャ コンポーネントから ライフサイクルに統合する特別なリリースです。 ライフサイクル ライブラリを使用していない場合は、26.0.2 から更新する必要はありません。詳細については、アーキテクチャ コンポーネントのリリースノートをご覧ください。
重要な変更点
Fragment
とFragmentActivity
(AppCompatActivity
の基本クラス)に、アーキテクチャ コンポーネントのLifecycleOwner
インターフェースを実装しました。
リビジョン 26.0.2 リリース
(2017 年 8 月)
バグの修正
- サポート ライブラリ 26.0.0 でメニュー アイコンがフラット化される問題を解決しました。
- Leanback を使用すると
GuidedAction.multilineDescription
が正しく機能しなくなる問題を解決しました。
リビジョン 26.0.1 リリース
(2017 年 8 月)
バグの修正
- O-MR1 デバイスで FontCompat 26.0.0 がクラッシュする問題を解決しました。
- 26.0.0 design サポート ライブラリに multidex サポートを含めないようになりました。(バグ 63999442)
- 26.0.0 以降、AppBarLayout の左パディングが 300 ピクセルに変更されました。
- PlaybackTransportControl ナビゲーションが破損する問題を解決しました。
- onCreate が終了する前に Fragment.onCreateView が呼び出されることがあった問題を解決しました。
- android.os.BadParcelableException: ClassNotFoundException when unmarshalling: android.support.v4.media.MediaMetadataCompat
リビジョン 26.0.0 リリース
(2017 年 7 月)
重要: サポート ライブラリは、Google Maven リポジトリから入手できるようになりました。SDK Manager からサポート リポジトリをダウンロードしていただく必要はありません。詳しくは、サポート ライブラリのセットアップをご覧ください。
重要な変更点
- 最小 SDK バージョンが 14 に引き上げられました。その結果、API レベル 14 未満との互換性だけを目的として存在していた API の多くがサポート終了になりました。このような API のクライアントは、サポート終了となった各 API のリファレンス ページに記載されている同等のフレームワークに移行する必要があります。
- Wear UI ライブラリには、Wear デバイスで使用できるパターンやレイアウトを実装する際に有用なクラスが用意されています。詳細については、Wear UI ライブラリを使用するをご覧ください。
- Percent サポート モジュールはサポートが終了しました。このモジュールのクライアントは、SDK Manager 内で個別のアーティファクトとして用意されている新しい
ConstraintLayout
ウィジェットに移行する必要があります。 android.support.v7.app.NotificationCompat
とその所属クラスはサポートが終了しました。今後のリリースで削除される予定です。v7.app.NotificationCompat.Builder
ではなくNotificationCompat.Builder
を使用します。これまで v7 AppCompat Builder の使用に依存していた機能は、v4 Compat Builder に組み込まれています。DecoratedCustomViewStyle
をandroid.support.v4.app
パッケージに移動しました。MediaStyle
とDecoratedMediaCustomViewStyle
が media-compat ライブラリ の一部として、android.support.v4.media.app パッケージに配置されました。
新しい API
RecyclerView
用の新しいfastScrollEnabled
ブール値フラグ。有効にした場合はfastScrollHorizontalThumbDrawable
、fastScrollHorizontalTrackDrawable
、fastScrollVerticalThumbDrawable
、fastScrollVerticalTrackDrawable
設定する必要があります。
API 差分
バグの修正
- RecyclerView.toString() で無限ループが発生する問題を解決しました。
- Canary 6 にアップグレードした後、API 16 AVD 上で Kotlin プロジェクトを実行しているときに ResourceNotFoundException が発生する問題を解決しました。
- java.lang.AssertionError が、サポート ライブラリ 26.0.0-beta2 を使用したデザインビューで発生する問題を解決しました。
- サポート ライブラリ ウィジェットで Android Studio レイアウトのプレビューが破損する問題を解決しました。
- 属性を指定せずに環境設定を作成した場合に Preference.setSingleLineTitle() が無視される問題を解決しました。
- サポート ライブラリの 25.3.0 / 25.4.0 リビジョンで、DAC の「Since」アノテーションが間違っている問題を解決しました。
- ResourcesCompat.getFont() が例外をスローする問題を解決しました。
- ツールバーのタイトルが太字にならない問題を解決しました。
- maxLines を使用して自動サイズ設定を行うと予期しない結果が発生する問題を解決しました。
- TextView.checkForRelayout() で NullPointerException が発生する問題を解決しました。
- レイアウト中に AppCompatTextViewAutoSizeHelper.setRawTextSize() が requestLayout() を呼び出す問題を解決しました。
- EmojiAppCompatTextView がクラッシュする問題を解決しました。
- テキストが変更されたときに Autosize TextView が自動的に調整されない問題を解決しました。
- Instacart で画面が破損する問題を解決しました。
- MenuItemCompat で UnsupportedOperationException が発生する問題を解決しました。
- API 24 以降、NotificationCompat がアクションを完全に抽出できない問題を解決しました。
- レイアウト更新時に発生する CoordinatorLayout アンカー機能の問題を解決しました。