Android 16 を入手する

Android 16 は次のいずれかの方法で入手できます。

Google Pixel デバイスで Android 16 デベロッパー プレビューを入手する

Android 16 デベロッパー プレビュー イメージは、サポートされている Google Pixel デバイスで利用できます。

サポートされている Google Pixel デバイス

Android 16 の OTA とダウンロードは、次の Google Pixel で利用できます。

  • Pixel 6 および Pixel 6 Pro
  • Google Pixel 6a
  • Google Pixel 7 および 7 Pro
  • Google Pixel 7a
  • Google Pixel Fold
  • Google Pixel Tablet
  • Google Pixel 8 および Google Pixel 8 Pro
  • Google Pixel 8a
  • Google Pixel 9、Google Pixel 9 Pro、Google Pixel 9 Pro XL、Google Pixel 9 Pro Fold

システム イメージを書き込むか手動でインストールする

デバイスに書き込むには、Android Flash Tool を使用することをおすすめします。 その他の理由でデバイスを手動で書き込む必要がある場合は、Google Pixel のダウンロード ページから、お使いのデバイス用の Android 16 システム イメージを入手してください。システム イメージをデバイスに書き込む方法については、ダウンロード ページに掲載されている一般的な手順をご確認ください。この方法は、テストをきめ細かく制御する必要がある場合（自動テストや回帰テストを行う場合）に便利です。

Android Emulator をセットアップする

Android 16 を実行するように Android Emulator を構成すると、新しい機能と API を試して Android 16 の動作変更をテストするのに大変役立ちます。エミュレータのセットアップは簡単です。エミュレータを使用すると、さまざまな画面サイズやデバイスの特性をエミュレートできます。

必要なテストの種類によっては、次のデバイス カテゴリからさまざまな仮想デバイスをセットアップすることを検討してください。

仮想デバイス（スマートフォン）をセットアップする

一般的なスマートフォンをエミュレートするように仮想デバイスをセットアップする手順は次のとおりです。

  1. Android Studio の最新のプレビュー バージョンをインストールします。
  2. Android Studio で [Tools] > [SDK Manager] をクリックします。
  3. [SDK Tools] タブで Android Emulator の最新バージョンを選択し、[OK] をクリックします。これにより、最新バージョンがまだインストールされていない場合は、インストールされます。

  4. Android Studio で [Tools] > [Device Manager] をクリックし、[Device Manager] パネルで [新しいデバイスを追加] > [仮想デバイスを作成] をクリックします。

    Android Studio で Android Virtual Device を作成する

  5. [Phone] カテゴリタブで、サポートされている Google Pixel デバイスのデバイス定義を選択し、[Next] をクリックします。

  6. VanillaIceCream という Android 16 システム イメージを探し、[Release Name] の横にある [Download] をクリックして取得します。ダウンロードが完了したら、このシステム イメージを選択して [Next] をクリックします。

  7. 仮想デバイスのその他の設定が完了したら、[Finish] をクリックします。

  8. デバイス マネージャーで仮想デバイスのリストに戻り、Android 16 仮想デバイスを探して [起動] をクリックします。

仮想デバイス（タブレットまたは大画面デバイス）をセットアップする

タブレットやその他の大画面デバイスをエミュレートするように仮想デバイスをセットアップする手順は次のとおりです。

  1. Android Studio の最新のプレビュー バージョンをインストールします。
  2. Android Studio で [Tools] > [SDK Manager] をクリックします。
  3. [SDK Tools] タブで Android Emulator の最新バージョンを選択し、[OK] をクリックします。これにより、最新バージョンがまだインストールされていない場合は、インストールされます。

  4. Android Studio で [Tools] > [Device Manager] をクリックし、[Device Manager] パネルで [新しいデバイスを追加] > [仮想デバイスを作成] をクリックします。

    Android Studio で Android Virtual Device を作成する

  5. [Tablet] カテゴリタブの [Pixel Tablet] や、[Phone] カテゴリタブの [Pixel Fold] など、大画面でのデバイス定義を選択して [Next] をクリックします。

  6. VanillaIceCream という Android 16 システム イメージを探し、[Release Name] の横にある [Download] をクリックして取得します。ダウンロードが完了したら、このシステム イメージを選択して [Next] をクリックします。

  7. 仮想デバイスのその他の設定が完了したら、[Finish] をクリックします。

  8. デバイス マネージャーで仮想デバイスのリストに戻り、Android 16 仮想デバイスを探して [起動] をクリックします。

上記の手順を繰り返して大画面のデバイス定義を作成します。この定義を使用して、大画面を使用する多様な状況でアプリをテストできます。

サイズ変更可能なエミュレータ

Android 16 用に設定する大画面の仮想デバイスに加えて、サイズ変更可能なデバイス設定を試すことができます。Android 16 システム イメージでサイズ変更可能なデバイス定義を使用すると、Android Emulator で、スマートフォン、折りたたみ式デバイス、タブレットの 3 つの参照デバイスをすばやく切り替えることができます。折りたたみ式参照デバイスを使用する場合は、折りたたみ / 展開状態を切り替えることもできます。

この柔軟性により、同じ参照デバイスを使用して、設計時のレイアウトの検証とランタイムでの動作のテストの両方を簡単に行えます。サイズ変更可能なエミュレータを新しく作成するには、Android Studio のデバイス マネージャーを使用して新しい仮想デバイスを作成し、[Phone] カテゴリのデバイス定義 [Resizable] を選択します。

Android Emulator のサイズ変更可能なデバイス定義を使用して、さまざまな大画面シナリオで Android 16 をテストします。